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快美
「快美〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
快美の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「水害雑録」より 著者:伊藤左千夫
きては、身の内の各部に疼痛倦怠を覚え、その業に堪え難き思いがするものの、常よりも
快美に進む食事を取りつつひとたび草鞋を踏みしめて起つならば、自分の四肢は凛として....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
仕様がないところまで腐ってしまったのを見ると、決然筆を擲って起った。今一度、この
快美感を味いたい白熱的な願望に、全霊をわななかしつつさ迷い出た。しかも……呉青秀....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
度しかないから、何等倦怠を感じさせないばかりでなく、却《かえ》ってその反復から、
快美なリズミカルの緊張を感じさせる。けだし日本語の音律としては、これが許された限....