念無し[語句情報] »
念無し
「念無し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
念無しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「稚子法師」より 著者:国枝史郎
掘らせ給う。楠の板一枚あり。刎起こして下を覗けば、年老いたる法師一人念仏詣りて余
念無し。助け出して何者と問へば稚子法師阿信なりと答ふ。何故地下には居給ふぞと訊け....
「活人形」より 著者:泉鏡花
あて、ようごぜえさあ、ほい、直ぐとその気になる。はははははは。かからんには後に懸
念無し。亭主もし二の足ふまば我が職掌をいうべきなれど、蔵匿うことを承知したればそ....