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思いを致す
「思いを致す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
思いを致すの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「アンゴウ」より 著者:坂口安吾
なかったのです。二束三文に売り払った始末で、神尾が生きて帰ったら、さだめし悲しい
思いを致すでしょうと一時は案じたほどでした」 「欲しい人には貴重な書物ばかりでし....
「なよたけ」より 著者:加藤道夫
にはこの上もない僕達の幸福が待っている。 なよたけ 遠い国?…… 文麻呂 (遠く
思いを致す)……はるかな旅路だ。……だけどね、なよたけ、そこには僕達の新しい故郷....
「「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
含蓄するところすこぶる大なるものがある。我が日本民族の発展史を攻究するもの、深く
思いを致すところがなければならぬ。(昭六、十、九)....