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思い乱れる
「思い乱れる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
思い乱れるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「創作家の態度」より 著者:夏目漱石
娘の恥を雪《そそ》ぐためには、ともかくも公けに結婚させてしまわなければならないと
思い乱れる父親にも同情があります。最後に娘が一徹《いってつ》に、たとい世間からど....
「源氏物語」より 著者:紫式部
についての注意を源氏は書いて送った。 京では須磨の使いのもたらした手紙によって
思い乱れる人が多かった。二条の院の女王《にょおう》は起き上がることもできないほど....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ようにと、宮はおいでになろうとする際も御自身の意志でない通い路の途絶えによって、
思い乱れることのないようにとかえすがえすもお言いになった。 中絶えんものならなく....