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思ほし
「思ほし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
思ほしの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
大和《やまと》を置きて 青丹《あをに》よし 奈良山《ならやま》越えて いかさまに
思ほしめせか 天離《あまさか》る 鄙《ひな》にはあれど 石走《いはばし》る…… ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
答歌というのは、御名部皇女で、皇女は天皇の御姉にあたらせられる。「吾が大王ものな
思ほし皇神の嗣ぎて賜へる吾無けなくに」(巻一・七七)という御答歌で、陛下よどうぞ....
「なよたけ」より 著者:加藤道夫
の下 知ろしめししを そらみつ やまとをおきて 青によし 平山越えて いかさまに
思ほしけめか 天さかる 夷にはあれど 石走る 淡海の国の ささなみの 大津の宮に....