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「急カーブ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

急カーブの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
少女地獄」より 著者:夢野久作
事を本当にしたんでしょう。思い切りスピードを出して踏切を突切って国道沿いに右手へ急カーブを切ろうとしたの。そのテイルのデッキに列車のライフ・ガードが引っかかって....
英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
から、また、ばらばらと石塊がふってきた。アンは、ハンドルの上に首を縮めながらも、急カーブを切って崩れて落ちた石塊の充満する辻を、右へ折れた。車は、ゴム毬のように....
魔都」より 著者:久生十蘭
ピタリと止まる。その中から転び出るように下り立った一人の人物。今しも有楽町の方へ急カーブを切ろうとする先頭のトラックの真※前に突っ立つと大手を拡げて、 「待て、....
坑鬼」より 著者:大阪圭吉
監督や技師に逢ったきり、会社の男にぶつからなかったお品は、最後のポイントを渡ると急カーブを切って峯吉の採炭坑へ駈け込んで行った。 闇の坑道には、いつものように....