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「急書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

急書の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
「半蔵さま、御覧なさい。檜木類の枝を伐採する場所と、元木の数をとりしらべて、至急書面で届け出ろとありますよ。つまり、木曾山は尾州の領分だから、松明の材料は藩か....
二都物語」より 著者:佐々木直次郎
、前日のほんとうの事務も、ほんとうの貴重品室も、彼の後を追っかけて来たほんとうの急書も、彼が持たして返したほんとうの伝言も、みんなそこにある。そういうものの真中....
三国志」より 著者:吉川英治
りとみなされます」 「では、どうする?」 「如かず、この際は――あなたから曹操へ急書を発し、こちらは江を渡って袁術の側面を衝くゆえ、許都から大軍を下し、彼の正面....