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性能
「性能〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
性能の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
ていた。当時二組の機械が作られたが、入念に実験されたうえで、 (きみ、素晴らしい
性能だ。これならば十億キロぐらい離れても受影ができるよ) といってにっこりとさ....
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
別途、一つの疑惑に火がつけられた。それは、ゼムリヤ号がソ連船であり、そして驚異の
性能を持った新鋭砕氷船であり、その行動も事件発生の三週間前から杳《よう》として謎....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
の体躯の構造も便利にできていなければならない。同様にまた、これらのものの精神的の
性能、特にその思考能力、理解の早さ、概念の鋭さ活発さ、連想の力、処理の早さ等、要....
「一つの世界」より 著者:伊丹万作
そのためにはあるいは国内戦争がもちあがるかもわからぬ。要するにこの戦争で飛行機の
性能と破壊力が頂点に達したため、地球の距離が百分の一に短縮され、短日月に大作戦が....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
慮されてのことじゃ」 「そうでもありましょう。しかし、快速をもった敵機に対して、
性能ともに劣った九二式や九三式で、太刀打ちが出来る道理がありません。帝都の撃滅は....
「ゴールデン・バット事件」より 著者:海野十三
と思うナ」(あわれ吾が薔薇の蕾よ)―― 「え?」 「イヤ其の君江というのくらい、
性能|優れた女性はいないよ。その熱情といい、その魅力といい、更にその能力に於ては....
「海底都市」より 著者:海野十三
とです。男の大学生も女の大学生も居ますが、この二十年に人類ばどんな進化をしたか、
性能はどんなに変化したか、それを器械で調べるのです。なにしろ学生なもんで、扱い方....
「超人間X号」より 著者:海野十三
で活動し、時速三千キロ、月世界はおろか、火星ぐらいまでなら往復できる、おそるべき
性能を持った航空船であった。 X号はこれによって、世界中をふつうの飛行機や、高....
「地球要塞」より 著者:海野十三
か知らなかったから、こんな大きな潜水艦のことや、その潜水艦のもつ数々の驚嘆すべき
性能について、信ずることが出来ないのも無理はない。 しかし、ちゃんと本艦は存在....
「戦時旅行鞄」より 著者:海野十三
部分品から成るその重力打消器は、組立てられることによって、三十キロの重力を打消す
性能のものだったんだ。だから五十キロ引く三十キロで、残りは二十キロと出る。どうだ....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
ょうど爆弾のような形になるのであった。形を見ただけで、この彗星号がどんなにすごい
性能をもった噴射艇であるかが察しられる。 出発は明後日の午前五時。 あと一日....
「火星兵団」より 著者:海野十三
は東京市じゃった。――そんなことは、おどろくに足りないが、この大空艇のすばらしい
性能は、地球の引力圏外にとびだしてみれば、はっきりわかるのだ」
「え、引力圏外へ....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
いうのは、つまり私のことばであります。どうです、わかりますか」 すばらしい
性能 つまりつまりを連発して、説明者は汗だくだくの説明をこころみた。 三郎に....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
十分役に立ちます。停っている飛行機が、出発を始めたからといって、摩擦やエンジンの
性能上すぐ全速力を出せるものではありません。ですから無限軌道の上で全速力を出せる....
「色盲検査表の話」より 著者:石原忍
るまでは表の数が十六表でしたが、改版毎にその色彩や色の配置が改良されて、漸次その
性能が高まりましたし、殊に昭和十一年にできた第七版からは表の数が増加して三十二表....