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「怨讐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

怨讐の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
足利、新田の如く源家嫡流の名家でもないし、菊池、名和の如く北条氏に対して百年の怨讐を含んでいたわけでもない。亦皇室から特別の御恩を戴いたこともないだろう。然る....
俊寛」より 著者:倉田百三
という気がする。他人の欲望――というよりも、むしろ無始以来結ぼれて解けない人間の怨讐の大|渦のなかに巻き込まれたのだという気がする。わしたちがもしことを起こさな....