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「怪力〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

怪力の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
ながら叫んだことである。水戸は椅子の中に深く身体を沈めて、じっと考えこんでいる。怪力の追求 二人の若い記者の小晩餐があった翌日、ホーテンスはドレゴの邸宅を訪ね....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
火焔となって、焼け墜ちてゆくのを発見したことだった。 「うん、判ったぞオ。これは怪力線に違いない。噂さに聞いた怪力線の出現。ああ、そうだ。紙洗大尉の奴、井筒副長....
海底大陸」より 著者:海野十三
国の潜水艦隊に生けどりにされてしまったとは、意外なことであった。鉄水母は、たしか怪力線とでもいってよい強烈な放射線を出す装置をもっていた。それを飛行機にあてると....
地球盗難」より 著者:海野十三
れたように思った。 (もしや、あれは佐々砲弾の幽霊ではないかしら? それともあの怪力の辻川博士の亡霊だろうか?) 大隅学士は、俄かに失った友のことを考えて、胸....
金属人間」より 著者:海野十三
なものは見えない」 「もっと徹底的《てっていてき》にしらべましょう。しかしあれは怪力《かいりき》を持っていて、危険きわまりないものですから、ぴかりと光ってあらわ....
地球要塞」より 著者:海野十三
尽きた。久慈たちは、まるで台の上から飛び下りたように、ふんわりと島の上に立った。怪力線砲《かいりきせんほう》――壮絶《そうぜつ》燃える六十機 「おお、久慈か。よ....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
です」 「そうか。で、攻撃兵器は……」 「いま、二種だけ用意してあります。一つは怪力線砲です。これはごぞんじのとおり、短い電磁波を使ったもの。もう一つは音響砲で....
火星兵団」より 著者:海野十三
が、横から心配そうにたずねた。 「うん、察するところ、火星兵団では、金属をとかす怪力線を使っているらしい。あのぴかぴか光るのがくせものだ。とにかく、ここにいては....
火薬船」より 著者:海野十三
見まわしたが、そのいきおいのはげしいことといったら、見かけによらぬノルマン船長の怪力を知らない者は、窒息しそうになったくらいである。 「おい、みんな。帰船だ」 ....
怪塔王」より 著者:海野十三
があるんだぜ。この怪塔王という不思議な人物は、戦艦をこの塔へひっぱりつけたほどの怪力機械をもっているのだから、この怪塔を上げ下げすることなんか朝飯前だろう」 「....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
か決心がついたものとみえ、副司令ガルスキーの方へ顔を向け、 「おい、ガルスキー。怪力線砲の射撃用意!」 「え、怪力線砲の射撃? あれを二隻ともやってしまうのです....
崩れる鬼影」より 著者:海野十三
尾を出してしまうことであろうと、大変|頼もしく感ぜられるのでした。 怪物の怪力 「では出動用意」警部は手をあげました。「第一隊は表玄関より、第二隊は裏の入....
『十八時の音楽浴』の作者の言葉」より 著者:海野十三
るであろうことを示唆したもの。今日世界各国が極秘のうちに研究していると伝えられる怪力線とか殺人光線とかいったものは、人を殺し、自動車や飛行機のエンジンを停めるに....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
下無情の土 佳人未死の魂を埋却す 犬江親兵衛 多年剣を学んで霊場に在り怪力真に成る鼎|扛ぐべし 鳴鏑雲を穿つて咆虎|斃る 快刀浪を截つて毒竜降る 出山....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
う。またそのエネルギーを用うる破壊力は瞬間に戦争の決を与える力ともなるであろう。怪力光線であるとか何とか、どんな物が飛び出して来るか知れない。何れにせよ世界二分....