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恋は曲者
「恋は曲者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
恋は曲者の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新生」より 著者:島崎藤村
に》くて手折《たを》ろか
ぬしなきはなを、
何のさら/\/\、
更に
恋は曲者《くせもの》」
元園町の友人の側に居て、この唄を聞いていると、情慾の....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ずに、胸を開いて大笑した。
ただそれだけだった。
これが恋であろうか。よしや
恋は曲者にしても、お奉行大岡様と宿屋の娘……それはあまりにも奇《く》しき情痴のい....
「ジロリの女」より 著者:坂口安吾
ね。ヤミ屋の御時世よ。インフレの終ると共に、誰かさんの三日天下も終りを告げます」
恋は曲者である。あれほど崇拝の姉の君を、美代子も内々煙たがるようになっているのだ....