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「恋草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

恋草の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
べて書く。形になっているのかどうかはぎもんだ。これが詩と云うものであろうか。――恋草を力車に七車、積みて恋うらく、わが心はも。昔のえらい額田《ぬかだ》なにがしと....
妾宅」より 著者:永井荷風
つき口から出まかせに、 ※変り行く末の世ながら「いにしへ」を、「いま」に忍ぶの恋草《こいぐさ》や、誰れに摘《つ》めとか繰返し、うたふ隣のけいこ唄、宵はまちそし....