恐れ戦く[語句情報] » 恐れ戦く

「恐れ戦く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

恐れ戦くの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
語られざる哲学」より 著者:三木清
る。要するにそれは素直な心を伸びさせない。私が襲って来るかも知れぬ苦しみに対して恐れ戦くのは主としてこの理由からである。(けれどいっそう徹底的に考えるならば、恐....
真夜中から黎明まで」より 著者:豊島与志雄
。そして地上のあらゆるものが震えながら肩を聳やかす。無生のものが生の息吹に触れて恐れ戦くに似ている。斯く天地万象が総毛立つと共に、蠱惑的な鬼気は物の深みに姿を潜....