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恐山
「恐山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
恐山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
事はないが、※鼠に両三度出会った時は怖いと思ったね」 ○「ど何処で」 侍「南部の
恐山から地獄谷の向へ抜ける時だ」 ○「へえー名からして怖ねえね
恐山地獄谷なんて」....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
対照をなしていた。 イデオロギーに砂糖がはいっているのである。 芝居(?)「
恐山鉱山」を少し見てから降参して出てしまった。 恐ろしいものである。 今度会....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
破りもまたこれに準じた言葉で、
「南部から来申した」
「南部のどこから来た」
「
恐山《おそれざん》から」
「
恐山?
恐山に住んでいたのか」
「八戸《はちのへ》の....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、長浜の夜を歩いた時に、思いもかけぬ捕手と、だんまりの一場を演じたことは、前冊(
恐山の巻)の終りのところに見えている。その米友が、今は脆《もろ》くもこの運命に立....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
、木魚の老爺さんとだけ話をするのでよっぽど妙だったかもしれない。 「おじいさんに
恐山《おそれざん》へでも連れてってもらうがいい。熊とおじいさんと三人で住むんだ。....