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「恐竜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

恐竜の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恐竜艇の冒険」より 著者:海野十三
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人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
さらにオリノコ川の上流もその一つだろうし、また、南端へゆけばパタゴニア地方にも、恐竜の全化石などがでる未踏地がある。そうして、第四がこのグラン・チャコなのだ。 ....
地球盗難」より 著者:海野十三
んだ。ネス湖の水面から変な格好をした怪物が鎌首をもちあげたのは本当だろうけれど、恐竜などという前世紀の巨獣が今日生き残っているか、どうか、その辺はどうも問題だと....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
かり暖まってくると、法水は焔の舌を見やりながら、微かに嘆息した。 「ああ、まるで恐竜の卵じゃないか」 「だが、いったい何に必要だったのだろう?」と検事は法水の強....
大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
映画化もされ読者諸君も御承知のように、南米の人跡未踏の内地に、前世界の動物である恐竜や飛竜や類人猿なぞが棲息している高地を探険する物語で、科学的智識に豊富なる空....
恐竜」より 著者:海野十三
上におちて来た運命のふしぎさに、ため息する。 わが玉太郎《たまたろう》少年が、恐竜島《きょうりゅうとう》に足跡《あしあと》をつけるようなことになったのも、ふし....
今昔ばなし抱合兵団」より 著者:海野十三
た。彼等は二十万年前に、地中へ潜ったと申して居りました。その当時は、地上や空には恐竜などの恐ろしく大きな動物が猛威をふるい、地底深くには大土竜(それが退化して今....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
の防備を破壊し、首都東京をおとし入れるだけの自信は十分あるよ。四百隻からなるわが恐竜型潜水艦は、だてやかざりにつくったのじゃない。いかに日本の海軍が強くとも、こ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、 「有史以前には、竜のようなものがあったかも知れない――この間、支那の書物で『恐竜』という文字を見たが、あれは支那本来の文字ではないらしい。事実、この人類以前....
ペンネンノルデはいまはいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行」より 著者:宮沢賢治
発明のめがね。 六、さすがのフウケーボー大博士も命《いのち》からがらにげだした。恐竜《きょうりゅう》、化石《かせき》の向こうから。 大博士に疑問《ぎもん》をい....
楢ノ木大学士の野宿」より 著者:宮沢賢治
こでおれは探し出すつもりだったんだ。なるほど、はじめてはっきりしたぞ。さあ探せ、恐竜の骨骼だ。恐竜の骨骼だ。」 学士の影《かげ》は 黒く頁岩の上に落ち 大股《お....
イグアノドンの唄」より 著者:中谷宇吉郎
処《そこ》に本当にいたんだよ。何時《いつ》か雑誌で見たでしょう。ディノザウルス(恐竜)なんていう竜の中には、このおうちの三倍くらいもある大怪物もいたんだが、それ....