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恒河沙
「恒河沙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
恒河沙の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道祖問答」より 著者:芥川竜之介
て読み奉らるる時には、上《かみ》は梵天帝釈《ぼんてんたいしゃく》より下《しも》は
恒河沙《こうがしゃ》の諸仏菩薩まで、悉《ことごと》く聴聞《ちょうもん》せらるるも....
「俊寛」より 著者:芥川竜之介
この粟散辺土《ぞくさんへんど》の中《うち》にも、おれほどの苦を受けているものは、
恒河沙《ごうがしゃ》の数《かず》より多いかも知れぬ。いや、人界《にんがい》に生れ....
「悟浄出世」より 著者:中島敦
よ。考えてもごらんなさい。この世に生を享《う》けるということは、実に、百千万億|
恒河沙《ごうがしゃ》劫無限《こうむげん》の時間の中でも誠《まこと》に遇《あ》いが....