恪守[語句情報] »
恪守
「恪守〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
恪守の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
日本の辺鄙福岡地方の能楽を率いて洋風滔々の激流に対抗し、毅然としてこの国粋芸術を
恪守し、敬神|敦厚の美風を支持したのは翁一人の功績であった。翁は福岡の誇りとする....
「姑と嫁について」より 著者:与謝野晶子
八年の懲役に処せられ、執行猶予の沙汰もなかったが、宣告の際に物優しい判事は獄則を
恪守して刑期の半を過したなら仮出獄の恩典に浴することも出来るということを告げたと....