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「恭謹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

恭謹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
で、となりの人に養育されて成長した。 謝端はやがて十七、八歳になったが、努めて恭謹の徳を守って、決して非法の事をしなかった。初めて家を持った時には、いまだ定ま....
四十年前」より 著者:内田魯庵
ると思いの外慨然として靖献遺言的の建白をし、維新以来二十年間沈黙した海舟伯までが恭謹なる候文の意見書を提出したので、国論忽ち一時に沸騰して日本の危機を絶叫し、舞....
歳棚に祭る神」より 著者:柳田国男
も、有りようは都近くの詩か空想かであって、残るところは春の神を歓迎する祭が、必ず恭謹して山の木を伐って来ることであったというのみである。小正月の三日ほど前には、....