息う[語句情報] » 息う

「息う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

息うの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ら海風をよけ、幾多の人家は水の畔から上段かけて其|蔭に群がり、幾多の舟船は其蔭に息うて居る。余等は弁天社から燈台の方に上った。釧路川と太平洋に挾まれた半島の岬端....
自由人」より 著者:豊島与志雄
竹の顔を見ていた。その話をよく咀嚼しようとつとめてるようだった。それから突然、一息うなった。 「犯人は、菅原君だと言うのですか。」 「いいえ、僕は菅原君を疑いは....