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息が長い
「息が長い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
息が長いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海異記」より 著者:泉鏡花
ぐるみ、バッタリ落ちて、昔々、蟹を潰した渋柿に似てころりと飛んだ。 僧はハアと
息が長い。 余の事に熟と視て、我を忘れた女房、 「何をするんですよ。」 一足....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うにながめました。しかし、自分は、海へもぐっても覚えのあることで人並よりはズンと
息が長いのだし、一晩二晩寝なかったところが何ともないように生れているが、世間の人....
「変な男」より 著者:豊島与志雄
ぴんぴんやって死んでゆくのを眺めて、何奴《どいつ》が一番我慢強いとか、何奴が一番
息が長いとか、そんなことを云い合って面白がったそうです。また或る処では、捕虜の腹....