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息を弾ませる
「息を弾ませる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
息を弾ませるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黄昏」より 著者:宮本百合子
が判らないで立っている娘の廻りを、おくめは、四畳半一杯に動き廻った。 そして、
息を弾ませるようにして、せかせかと、古風な下着の襟がちぐはぐに出過た胸元に、黒繻....
「足の裏」より 著者:蘭郁二郎
の構成であろう) 景岡は夢みるように、手を振って、幻を掴み乍ら、激しい鼓動に、
息を弾ませるのでした。 × まこと、其の期待は、見事適中したという....