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恵比須顔
「恵比須顔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
恵比須顔の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
した大きな爺さんが「これははァ御先生様」と挨拶した。
やがてニコ/\笑って居る
恵比須顔の六十|許の爺さんが来た。石山氏は彼を爺さんに紹介して、組頭の浜田さんで....
「魔都」より 著者:久生十蘭
て来たのは、黒羽二重の紋服に仙台平の袴を折目高く一着に及んだ、五十二三の福々しい
恵比須顔。朱を塗ったような艶々しいのは屠蘇のせいではない、日頃の栄養がいいからで....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
を乞うと、間もなく奥から蹌踉《よろけ》出して来た、長崎屋藤十郎。 昔は藤十郎の
恵比須顔《えびすがお》と言われたくらいの肉附のいい福々しい顔が、こうまで変るかと....