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「恵王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

恵王の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
孝康皇帝の廟号を去り、旧の諡に仍りて、懿文皇太子と号し、建文帝の弟|呉王允※を敷恵王となし、尋で復庶人と為ししが、諸王|後皆|其死を得ず。建文帝の少子は中都広安....
狐と狸」より 著者:田中貢太郎
燕の恵王の墓の上に、一疋の狐と一疋の狸が棲んでいた。二疋とも千余年を経た妖獣であった....
十二支考」より 著者:南方熊楠
とここに至って見えず、その地を掘って金を求めた跡が現存すといい、二四〇巻には秦の恵王蜀を伐たんとて石の牛五頭を作り、毎朝金をその後に落し牛が金を便するという、蜀....
十二支考」より 著者:南方熊楠
。これけだし生殺の気しかるを致せり、この説『孟子』の一章を註すべし。『孟子』の梁恵王篇に斉宣王羊をもて牛に易《か》えよと言いし段を按ずるに王の意小をもて大に易ゆ....
支那の狸汁」より 著者:佐藤垢石
晋の時代である。燕の恵王の陵の近所に千年をへた古狸が棲んでいた。千年も寿命を保ったのであるから、神通....
徳育如何」より 著者:福沢諭吉
十二君に歴事したりといい、孟子が斉《せい》の宣王《せんおう》に用いられずして梁の恵王を干《おか》すも、君に仕《つか》うること容易なるものなり。遽伯玉《きょはくぎ....