恵美押勝[語句情報] » 恵美押勝

「恵美押勝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

恵美押勝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
人して、必ず婬を五百人に売らんと言いしが中《あた》った事あり、わが邦にも『水鏡』恵美押勝《えみのおしかつ》討たれた記事に「また心|憂《う》き事|侍《はべ》りき、....
死者の書」より 著者:折口信夫
になってくれぬかなあ。一年中で、この庭の一番よい時が、待ちどおしいぞ。 大師藤原恵美押勝朝臣の声は、若々しい、純な欲望の外、何の響きもまじえて居なかった。 つた....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
一月十八日、内裏にて肆宴をしたもうた時、藤原朝臣仲麿の作った歌である。仲麿は即ち恵美押勝であるが、橘奈良麿等が仲麿の専横を悪んで事を謀った時に、仲麿の奏上によっ....