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悟性概念
「悟性概念〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
レオロギー(目的論)であった。
吾々の経験はカントによれば、直観のもつ特殊性が
悟性概念(範疇)のもつ普遍性に摂取包含されて成立する。処で一般に特殊を普遍に摂取....
「認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
式と統一とを与える。之が知覚である。先験的分析論によれば、この知覚の多様は、更に
悟性概念たる範疇によって高度の形式と統一とを与えられる。之がカントの所謂経験乃至....
「範疇としての空間に就いて」より 著者:戸坂潤
、恰も時間と空間とが純粋直観(乃至直観形式)であるように、範疇は純粋概念、「純粋
悟性概念」であるとする。それは「純粋悟性の本当の基本概念」と考えられる。かくて範....