悪七兵衛景清[語句情報] » 悪七兵衛景清

「悪七兵衛景清〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

悪七兵衛景清の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
本邦にもある。いわく、大日《だいにち》という僧入宋して仏照徳光に参す。この大日は悪七兵衛景清が伯父なり。景清戦い負けて大日が所へ来る。大日|窃《ひそ》かに侍者を....
犬三態」より 著者:宮本百合子
ところからその犬と向いあって坐っている内に、芝居の景清を思い出した。自分から俺は悪七兵衛景清と名のって、髪を乱して、妻子にわざとむごい言葉を与えて、自らを敵意の....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
って力の限り引張ると、道庵はまた、いよいよ面白がって、 「なにがしは平家の侍、悪七兵衛景清《あくしちびょうえかげきよ》と、名のりかけ、名のりかけ、手取りにせん....
狂女と犬」より 著者:小酒井不木
郷里の名古屋まで、名所見物を兼ねて、徒歩で帰ろうと思い立った。汽車ならば五時間、悪七兵衛景清ならば十時間かからぬくらいの道程を五日の予定で突破? しようというの....
時勢と道徳観念」より 著者:喜田貞吉
が、祖先の武功を後に伝えて大名となっているものも珍らしくはない。 悪源太義平・悪七兵衛景清は、ともにその叔父を殺したので「悪」の名を得たと解せられているが、必....