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「悲しき玩具〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
オリンポスの果実」より 著者:田中英光
三 出発の朝、ぼくは向島《むこうじま》の古本屋で、啄木《たくぼく》歌集『悲しき玩具《がんぐ》』を買い、その扉紙《とびらがみ》に、『はろばろと海を渡《わた....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
そく》であり、祈祷《きとう》であり、或《あるい》は絶望の果敢《はか》なき慰め――悲しき玩具《がんぐ》――であるにすぎない。故《ゆえ》に表現は彼等にとって、真の第....