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情動
「情動〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
情動の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「貞操問答」より 著者:菊池寛
いじゃないか。」前川は、あわてて打ち消した。 夫人は、先刻から前川のあらゆる表
情動作を、すっかり読み取って、まず今宵はこれでいい、あまりしつこく責めると、かえ....
「あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
いう表現を使ってあったと記憶しますが、つまり、俳優は、すべてのセリフ、すべての表
情動作を、そういうところまで、すなわちその程度の「練度」にまでもっていかなければ....
「不在地主」より 著者:小林多喜二
名に達した。――だが、聴衆は場外にあふれて、所々に乱闘騒ぎを起した。――市民の同
情動く。 (七之助。――伴さんは「中止」とか「注意」に慣れていないので、「中止!....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
片雲なきも、水蒸気の空中に満つるありて、清朗ならず。春天朦朧の観あり。 船出禁吟
情動、百尺檣頭月一鉤。 (船は南半球より北半球に入り、潮風は暑熱を洗い落として夏....