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「情緒纏綿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

情緒纏綿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
戦時旅行鞄」より 著者:海野十三
名のない一通の部厚い書面が届いた。博士が封を切って中を読んでみると、巻紙の上には情緒纏綿たる美辞が連なって居り、切に貴郎のお出でを待つと結んで、最後に大博士王水....
魔像」より 著者:林不忘
かった昔の日本人だから、そうは行かない。 それでも、会いたかった見たかった……情緒纏綿《じょうちょてんめん》たる光景なので、ついポッカリ口をあけた茨右近が、自....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
なる柴折戸《しおりど》より美しき少年の姿|立出《たちい》で来れるが如き、いづれも情緒纏綿《じょうしょてんめん》として尽きざるものなり。 余は井筒に倚《よ》れる....