情致[語句情報] » 情致

「情致〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

情致の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思い出の記」より 著者:小泉節子
も『よい眼をもってこの世に来て下さい』と云って大心配でした。眼の悪い人にひどく同情致しました。宅の書生さんが書物や新聞を下に置いて俯して読んでいましても直ぐ『手....
レモンの花の咲く丘へ」より 著者:国枝史郎
しみの涙が熱く流れ、あわれの運命を傷む溜息が、唇から漏れ、肩を震わせて歌の心に同情致しました。そして、その曲を聞いてる人々の眼には、紺青の海の上を、赤き帆を上げ....