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意を注ぐ
「意を注ぐ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
意を注ぐの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「妖怪学」より 著者:井上円了
原因は予期意向なり。予期意向とは、あらかじめかくあるべしと自ら期して、その一方に
意を注ぐをいう。これ、いわゆるさきの意向によりて生ずるものなり。例えば、子供がそ....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
内因は予期意向なり。予期意向とは、あらかじめかくあるべしと自ら期して、その一方に
意を注ぐをいう。これ、いわゆるさきの意向によりて生ずる不覚なり。 余がさきに略....
「巷の声」より 著者:永井荷風
声の定めがたきは、旦暮海潮の去来するにもたとえようか。その興るに当っては人の之に
意を注ぐものなく、その漸く盛となるや耳に熟するのあまり、遂にその消去る時を知らし....