意気衝天[語句情報] » 意気衝天

「意気衝天〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

意気衝天の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
――諸軍|号哭の声やまず。 と、原書は支那流に描写している。初夏、麦を踏んで意気衝天の征途につき、涼秋八月、満身創痍の大敗に恥を噛んで国へ帰る将士の気持とし....
私本太平記」より 著者:吉川英治
内へも、ほどなく赤松円心の兵が、一番乗りを名のるだろう」 と豪語して、いよいよ意気衝天の軍威である。 しかしこの猛気の軍勢に、一歩でも洛内の地を踏むことをゆ....