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愚管抄
「愚管抄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
愚管抄の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
死して皮を留むとか、今井兼平《いまいかねひら》などは死に様を見せて高名したが、『
愚管抄』に重成は後に死にたる処を人に知られずと誉《ほ》めけりとある。多田満仲《た....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
録の出版・モラエス遺著の翻訳・西源院本太平記の刊行・聖徳太子憲法のドイツ語翻訳・
愚管抄の英語翻訳・大日本外交文書の編纂出版・『御堂関白記』の複本作製・『帝王学』....
「最近日本の科学論」より 著者:戸坂潤
省は、叙述そのものにとっての日常不可欠な要点をなすので、夙くから注目されている(
愚管抄の昔からあるにはあるのだ)。近代で最も先駆的な段階は恐らく田口鼎軒氏の『日....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
の人心に無常を観ぜしめる、どうにもならぬ原因であった。だから、大僧正慈円などは『
愚管抄』の中で、歴史を推進させる道理の存在をきつく主張したけれども、その道理が具....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
もって来たので、つい自分の想像力も資料に制約されがちである。玉葉をはじめ、吉記、
愚管抄、吾妻鏡、そのほかどうよせ集めてみても、寿永二年七月の平家西走前後の記事な....