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愛他主義
「愛他主義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
愛他主義の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
入れ、その上に各自の人生観を築く。この観念は私達の道徳の大黒柱として認められる。
愛他主義の倫理観が構成される。そして人間生活に於ける最も崇高な行為として犠牲とか....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
観念の外におり、善悪の何《いず》れにも没交渉なものを言う。これに対して反道徳は、
愛他主義と個人主義とに於ける如く、同じ一つの倫理線の上で、反対に向き合ってるもの....
「荘子」より 著者:岡本かの子
れに対して荀子は人間性悪説を執り法治論社の一派を形造った。墨子の流れを汲む世界的
愛他主義が流行るかと思えば一方楊朱の一派は個人主義的享楽主義を高唱した。変ったも....