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「愛婿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

愛婿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
家元その他の熱心な尽力によってやっと承知した。現家元厳君、故宇都鶴五郎氏(能静氏愛婿)は屡々只圓翁の装束附お稽古のために呼出されてお人形に使われたという。 そ....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
この二人の男女の歴史性のうちにひそめられていた。今日七十を何歳か超え、中野正剛を愛婿の一人とする花圃の生きかたは、決して偶然ではなく、「藪の鶯」一巻のうちに、そ....
田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
渓《りゅうけい》、末広鉄腸《すえひろてつちょう》がある。 夫松さんは伊藤博文の愛婿《あいせい》で、若い時から非常な秀才と目されていた人だったという。明治十二、....
旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
、また果して信ずべきか否かは、真宗の開祖親鸞聖人が名流日野家の公達で、九条関白の愛婿であったとの説と同様に、門徒以外にこれを強うることはかなり困難なものであろう....