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慈善興行
「慈善興行〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
慈善興行の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
エ颪みたいにこのマドリッドへ吹き込んで来た当初から、年に一回の最大闘牛、赤十字の
慈善興行が来る日曜日――すなわち今日――催されるというんで、町も国も新聞も居酒屋....
「パリの地下牢」より 著者:野上豊一郎
『レ・プレーデュール』(訴訟きちがい)がコメディ・フランセエズの俳優たちに依って
慈善興行として演じられるのを見に行ったことがある。裁判所で裁判を揶揄した芝居をや....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
エ》、降誕祭《ノエル》、除夜《サン・シルヴェストル》、オペラ座やヴェルサイユ宮の
慈善興行《グラン・ギャラ》……満寿子さん、六右衛門さん、長謙さん、珠子さん、山チ....
「日記」より 著者:宮本百合子
亭氏の表紙が出来ない。少し気になる。午後から、歌舞伎座へ行って見る。福田会とかの
慈善興行だそうだ。妹背山の第一が終りかけて居た。二幕目から見る。生れて始めて、こ....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
渋の者多ければとて、市川派の俳優が組織せる三升会は、七月七、八の二日間、新富座に
慈善興行を催し、その純益金を東京府庁に寄附す。つづいて新富座もみずから発起して、....