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慈念
「慈念〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
慈念の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
るいはつねに妙高に依って住むあり(妙高は須弥山《しゅみせん》の事)、一首竜王を我
慈念す、および二頭を以てまたまた然り、かくのごとく乃至《ないし》多頭あり(『請雨....
「連環記」より 著者:幸田露伴
場合によっては是の如きは魔境に墜ちたものとして弾呵してある経文もあるが、保胤のは
慈念や悲念が亢ぶって、それによって非違に趨るに至ったのでも何でもないから、本より....
「三国志」より 著者:吉川英治
るの道をつくせ。予もまたそちの側に在って、日々、有義な教えを聞きたい」 「丞相の
慈念をこうむり、徐庶は愧感にたえません」 「だが、ご辺のような、孝心に篤い、そし....