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慈鎮
「慈鎮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
慈鎮の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「出家とその弟子」より 著者:倉田百三
さいましたか。 親鸞 うむ。(間)私が比叡山で一生懸命修行しているころであった。
慈鎮和尚様の御名代で宮中に参内して天皇の御前で和歌を詠ませられた。その時の題が恋....
「法然行伝」より 著者:中里介山
事があって、僧俗座を分けて立ち並ぶうちに法然も招請されたが、この時の席次に於ても
慈鎮和尚《じちんかしょう》(僧正)・菩提山の僧正(信円)何れも一隠遁の平民僧であ....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
も哀れにも聞ゆることのあるなるべし、 といっており、『日吉社歌合(日吉七社歌合・
慈鎮和尚自歌合)』の判詞にも、同じような説明をしている。そして、こうした特色を幽....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
小走りに先へ駈けて、草むらの中の一|基の石を指さし、
「お客様、ここにある碑は、
慈鎮和尚というお方が書いたんですって」
と、案内役の方に移る。
近づいて、苔....