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「慚汗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

慚汗の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
星座」より 著者:有島武郎
く兄の憐みを惹《ひ》くものなきにしもあらじ。しかも古人の蹟を一顧すれば、たちまち慚汗《ざんかん》の背に流るるを覚ゆ。貧窮《ひんきゅう》、病弱《びょうじゃく》、菲....
法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
うべき極めて粗雑なる駁論の梗概である。今にしてこれを観るに、論鋒甚だ激越にして、慚汗為に肌を湿すの感があり、論旨またすこぶる不備にして、さらに補訂を要するもの少....