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慣らい
「慣らい〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
慣らいの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
なふうの友情をかわすだけの二人であろうと思っておいでになりながらも、御自身のお心
慣らいから秘密があるように察せられて、御不安がのけがたいのであろう。枯れ枯れにな....
「わかれ」より 著者:国木田独歩
には夜に入りても四辺の野路を当てもなげに歩み、林の中に分け入りなどするがこの人の
慣らいなれば人々は運動のためぞと、しかるべきことのようにうわさせり。 されどこ....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
里において、竹中家のご薫陶を得ればあれにも何よりよい修業です。しかし、かかる世の
慣らい、松千代の身命については、どうか少しもお庇いなく、唯々、ご主命のままの者と....