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慧能
「慧能〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
慧能の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
の教理は南方禅(南方シナに勢力があったことからそういわれる)の開山シナの第六祖|
慧能(六三七―七一三)が始めて説いたに違いない。
慧能の後、ほどなく馬祖大師(七八....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、信能く駛流《しりゅう》を渡り、放逸ならぬ者能く大海を渡り、精進能く苦を抜き、智
慧能く清浄を得と答うると、鬼神さもあろう、それもそうよのうと感心して仏弟子となり....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
らお賽銭《さいせん》を取り出して投げる真似をする、聴衆笑う)……さて、昔、六祖|
慧能大師《えのうだいし》というお方は始終|石臼《いしうす》を背負ってお歩きになっ....
「鵞湖仙人」より 著者:国枝史郎
、この妖術も支那が本家だ。南宗画は本来禅から出たもので、形式よりも精神を主とし、
慧能流派の称である。ところが妖術の南宗派は、禅から出ずに道教から出た。即ち老子が....
「民芸とは何か」より 著者:柳宗悦
護する自然の意志に上下はないのです。「処に南北あらんとも、仏心に東西あらんや」と
慧能は言ったと伝えます。否、凡庸の運命に陥る者に、自然はより多くの加護を準備する....