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「慶政〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

慶政の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
上海の渋面」より 著者:豊島与志雄
でる彼等の多くは、其処が未だ日本に対する敵性の濃い英米の勢力圏内であり、随って重慶政府と密接な繋りを持っているだけに、単に一身の安全を図るためにも、抗日救国を口....
秦の出発」より 著者:豊島与志雄
知人が多く、それがまた多岐に亘っていて、政治的に、日本側とも、南京政府側とも、重慶政府側とも、延安政府側とも、また欧洲各国側とも、連絡があるようだった。彼の手を....
自由人」より 著者:豊島与志雄
良心に恥じる糸につかまっていたのではない。日華事変中から太平洋戦争中にかけて、重慶政府へ、大小さまざまの幾筋かの和平の糸がくり出された。それらはみな内密にされて....
今昔茶話」より 著者:国枝史郎
ほど薄ッ気味のわるい、悪質の狡猾な戦略というものはない。 兵こそ出さないが、重慶政権に対する英国のやり口が、後詰めの兵と同じである。 「わしらの国が附いている....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
、吾妻鏡とか玉葉とかいう類の史書には、何も根拠がない。ただ、承久四年に書かれた僧慶政の随筆、「閑居友」に――建礼門院おん庵にお忍び御幸の事、という短文がある。そ....