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憑拠
「憑拠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
憑拠の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊感!」より 著者:夢野久作
官が採って以て、この裁判に応用して、最後の断案を下さむと欲する、所謂第二の手段の
憑拠となるべき、根本原則に外ならないのである。 すなわち当法廷に参列しているレ....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
るを以てなり。
但し夢中遊行中の屍体飜弄なる現象に関しては古来、明確なる記録の
憑拠するに足るべきもの殆ど存在せず。唯、かかる超唯物科学的なる現象に対して深き興....
「赤格子九郎右衛門」より 著者:国枝史郎
個かの物語を諸種の雑誌へ発表したが、今回は赤格子九郎右衛門に就き、「緑林黒白」に
憑拠して考察を加えて見ようかと思う。 先ず第一に云って置き度い事は、私の物語に....
「数学史の研究に就きて」より 著者:三上義夫
那語日本語に通ぜざる者には、貴下の前著『和漢数学発達史』が今でも唯一の信頼すべき
憑拠に有之候。小生は貴下に対し、その後の御研究によって御増補に相成り、少なくも英....