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「懇命〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

懇命の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
前共のような者でお役には立ちますまいが、手前にこうしてくれぬかという時は先生に御懇命を蒙《こうむ》って居りますから嫌《いや》とは申しません、はいと申します、事露....
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
にどうも此の度は何とも申そうようもない次第で、実にえゝ御尊父さまには一方ならぬ御懇命を受けました、志摩などは誠にあゝいうお方様がと存じましたくらいで、へえどうか....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
、恐れながら我が君には御落涙遊ばされたと見受け奉ってござるが、殿下の取分けての御懇命、会津四十二万石の大禄を被《かず》けられたまいし御感《ぎょかん》の御涙にばし....
霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
……旦那ちょうど好いのでげす」 幸「御新造様、旧来のお馴染である旦那様にも種々御懇命を蒙むったこともありますから、またお力になるお話もありましょう、またお嬢様に....