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懐育ち
「懐育ち〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
懐育ちの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
ているけれど、それは、気の毒なほど神妙になったのに。…… もともと気の小さい、
懐育ちのお坊ちゃんなんだから、遊蕩も駄々で可かったんだけれど、それだけにまた自棄....
「源氏物語」より 著者:紫式部
られるのである。強々しく非音楽的な言いようをすれば善いことも悪く思われる。乳母の
懐育ちのままで、何の教養も加えられてない新令嬢の真価は外観から誤られもするのであ....