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懸軍
「懸軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
と云うが、まさか富士山ではあるまい。この情景は昔の絵草紙などに書いてある。しかし
懸軍数百里望郷の情は、武将の心を傷ましむるものがあったであろう。清正の話では虎狩....
「小田原陣」より 著者:菊池寛
と云う天然の要害に妨げられたからである。謙信など長駆して来て、小田原を囲んだが、
懸軍百里の遠征では、糧続かず人和せず、どうにも出来なかった。ただ城濠の傍近く馬か....