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「戊午〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

戊午の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
ある。 森|枳園はこの年十二月五日に徳川|家茂に謁した。寿蔵碑には「安政五年|戊午十二月五日、初謁見将軍徳川家定公」と書してあるが、この年月日は家定が薨じてか....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
に感じ、荷笈下向して住職となり、寺号を青黛山如月寺と名付く。すなはち翌延宝六年|戊午二月二十一日の吉辰を卜して往生講式七門の説法を講じ、浄土三部経を読誦して七日....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
先年より島田左兵衛尉へ隠従致し、種々|姦謀《かんぼう》の手伝ひ致し、あまつさへ、戊午年以来種々姦吏の徒に心を合はせ、諸忠士の面々を苦痛致させ、非分の賞金を貪《む....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
って、この本だの元興寺伽藍縁起併ニ流疏記資財帳などを読まされますよ。なるほど欽明戊午と書いてあるな。しかし、そういうことは、大したことじゃないね。欽明戊午だろう....
志士と経済」より 著者:服部之総
したこの圧力はすぐさまそれをあえてするまで、矗々《ちくちく》として生長した。 三戊午《ぼご》大獄の大弾圧も、雲浜が組織した社会的勢力の礎石部分には、手も触れなか....