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「我が党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

我が党の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
になって大欠伸をしてしまいましたよ」 「は、は、は、しかしまあお世辞にも先生が、我が党の士であってくれるのは嬉しい」 「ところが、拙者は投網の方はあんまり得手《....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
き、場内において発言を妨害《ぼうがい》せんとした彼《かれ》の同志に向かって、 「我が党の歴史を顧《かえり》みるに、反対者の発言を圧服《あっぷく》して勝利を獲《え....
春宵因縁談」より 著者:佐藤垢石
なことだ。 大隈伯が、応援演説にでれば当選はきまっている。頼母木が当選するのは我が党人であるからそれはよろしいとしても、頼母木が無暗に票を浚っていけば自分が危....
中元祝酒の記」より 著者:福沢諭吉
をえず。ゆえにかの士君子も、天与の自由を得て、その素志を施すものというべし。また我が党の士、幽窓の下におりて、秋夜月光に講究すること、旧日に異なることなきを得て....
私はかうして死んだ!」より 著者:平林初之輔
んですが……」 「君は誰だ。一体、何か用があるのか? 大方××党のスパイだろう。我が党の情勢をさぐりにきたんだろう」 一人の壮士がこう答えて、凄い眼つきで私の....
鉄の規律」より 著者:平林初之輔
員の命令は言語道断だと思うよ。いやしくも暴力をもって個人を殺害するということは、我が党の光輝ある伝統にも反するし、人類正義の原則にも反する……」 「君は中央委員....
雨夜草紙」より 著者:田中貢太郎
こしも変らない精悍な容貌を持っていた。 「しかし、もう、何も往くべき処へ往った、我が党の足痕へは、もう新しい世界の隻足が来ている、吾輩の魂も、これから永遠の安静....
食道楽」より 著者:村井弦斎
実用主義を唱えて風流は国の害だとか美文は教育の妨《さまた》げだとか頻《しきり》に我が党を攻撃されるが、この卓上に花を飾ってあるのは何の訳だね。この花も摘《つま》....
旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
わゆる特殊部落の人々の書いたものや、或いはその親しく語るところによると、某大臣は我が党の士である、某将官も我が党の士である、某々名士もまた我が党の士であるなどと....