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「我党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

我党の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
人も子供も嬉々として青芝の上の晩餐の席に就くのである。犬や猫が、主人も大分開けて我党に近くなった、頗話せると云った様な顔をして、主人の顔と食卓の上を等分に見なが....
矛盾とその害毒」より 著者:宮本百合子
ているうちに、総選挙が迫って来た。 選挙運動がはじまって、乱立した各党が一票を我党へ、の活動を開始しはじめるや否や、この憲法草案が、どれほど日本の民主化のため....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
個々の処置をとれるも、本問題の根本要点に触れず、これを以て国民その道に迷う。……我党はこの際政府が機関説排撃の方針を宣明し以て院議に副ふべきを要する」と。 「国....
子規居士と余」より 著者:高浜虚子
憶する。 この雑誌売行の成功という事は頗る仲間の人気を引立てた。居士初め何人も我党の人気がそれほど盛であろうとは予期しなかった事でいずれも多少の意外に感じたこ....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
一種のクーデターであると断言するものであります。さきに、政府方針の質問演説の際、我党の三宅正一君が、解散すべきは国会にあらずして自由党そのものであると喝破したも....
食道楽」より 著者:村井弦斎
を飾って実用の装飾というからは天下何者か実用ならざらん。君はここに至《いたっ》て我党の主義に降参したかね」と妙に中川へ突《つっ》かかる。中川は好んで対手《あいて....
三国志」より 著者:吉川英治
は、盲目的にうたわれて行き、賊党に加盟して、掠奪、横行、殺戮――の自由にできる「我党の太平を楽しめ」とする者が、ふえるばかりだった。 思想の悪化、組織の混乱、....