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戒体
「戒体〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
戒体の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
鎌倉の権力政治の害毒を洞察していた。二十一歳のときすでに法然の念仏を破折した「
戒体即身成仏義」を書いた。 その年転じて叡山に遊び、ここを中心として南都、高野....
「法然行伝」より 著者:中里介山
うものはなかった。 或時天台|智者大師《ちしゃだいし》の本意を探り、円頓一実の
戒体《かいたい》に就て、師の慈眼房と話をした。慈眼房は、 「心が
戒体じゃ」という....